岩手前沢牛の安心と安全(トレーサビリティ)
口に入るものだからこそ、安心と安全は欠かせません。
私たちのような専門店がお店で提供する牛肉の流通経路を把握しているように、みなさんがスーパーでお買い求めになる牛肉についても「どこで生まれ、どこのだれが、どんな飼料を与えて育てた牛なのか」をみなさんの目で確認していただけるようになっています。
それが、「いわて牛トレーサビリティシステム」です。
トレーサビリティとは
トレーサビリティとは、英語の「trace・追跡」と「ability・可能性」を合わせた言葉で、「追跡可能性」=「履歴情報管理」という意味で使われています。生産・飼育、処理・加工、流通・販売の各段階で、食品そのものとそれに付随する情報を追跡し、さかのぼって知ることができる仕組みをいいます。
トレーサビリティの意義と目的
■ 安全性向上への寄与
食品事故の際、迅速な原因究明や商品回収が可能になり、被害を最小限に食い止めることができます。
■ 信頼性(安心感)の向上
経路の透明性の確保や消費者と取引先・生産者等との積極的な情報交換が可能となるため、生産者と消費者の「顔の見える関係」が期待できます
■ 業務の効率性への寄与
在庫管理などの製品管理や製品の品質管理の向上が期待できます。
牛肉トレーサビリティ法
’02年9月に日本初となるBSE(牛海綿状脳症)が発生したことをきっかけに、BSEの検査体制を確立するのと同時に、牛の生産履歴をきちんと管理する必要に迫られ、現在、日本で飼育されているすべての牛に10桁の個体識別番号を付し、食肉処理されるまでその番号が付いてまわる仕組みができました。
’03年6月に、いわゆる「牛肉トレーサビリティ法」が成立し、’04年12月以降に食肉処理された国産牛肉には、流通や小売り段階においても個体識別番号が表示されています。
安心の表示
国産牛肉を販売する小売店や焼肉・すきやき・ステーキ等を提供する飲食店では、包装紙やパックまたは店舗内に、個体識別番号(またはロット番号)を表示することが義務付けられています。
前沢牛をはじめ岩手県産牛については、下記の「いわて牛トレーサビリティシステム」で「どこで生まれ、どこの誰がどんな飼料を与えて育てた牛なのか」を確認することができます。
いわて牛トレーサビリティシステム
こちらから検索していただけます。
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生産履歴検索
あなたが手に取った岩手前沢牛は、
「どこで生まれ、どこのだれが、どんな飼料を与えて育てた牛なのか」
ぜひ確認してみてください。